ヤリ

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ヤリタナゴです。
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全盛期のは尻尾の先に赤と黒の縁取りが出来て非常に美しいです。
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顔もりりしいです。イケメンです。

先月トップページを飾ってくれた美個体です。タナゴ釣り仲間ではを良く「ヤリ」、業界ではヤリタナと呼ばれることが多いです。個人的には配色も大好きなのですが、なんといっても長いひげが、いかにもコイ科という感じでたまりません。
残念なことに日本全国に分布しているので、特にめずらしくもない印象を受けてしまいますが、産地によっては非常に貴重な種になりつつあります。いつも釣っていた近所でも、いつの間にやらお魚キラー禁止の看板が立っていました。
いつも同じことを思うのですが、希少種にとり大切なことは「獲らないこと」ではなく「殖やす環境をととのえること」です。そのための一時的手段として「獲らないこと」が存在するのです。少なくなった生息地の中だけで獲らないことを続けるなら、単に血を濃くしていっているだけの話です。実際某滑川の保護施設のタナゴが奇形だらけなのは、そのせいもあるのではないでしょうか?
私達が採算があわずとも、タナゴ類の「養殖」を大切のするのは、自然と人間が共存できる未来がもしやってきたときに、なるべく健全な個体を自然にもどすためには、ある程度まとまった、あまり血が濃くなっていない個体数が必ず必要になるからです。
小さな用水や池だけを保護するだけでなく、小魚の繁殖力を生かし、なるべく多くの養殖業者に養殖をしてもらい、激減する自然環境が復活するまでの仮住まいを提供することは、今現在非常に重要なことだと思います。

とても残念なことにヤリタナゴあたりは、まだ天然物もいるところにはいるので、アホみたいな価格で間抜けな価格競争に奔走する能無し業者(売れない=安くする、他より安くするの二つしか頭に浮かばない頭の不自由な方達のことです。)も増えてきましたので、残念ながら乱獲と環境破壊のダブルパンチはしばらく続きそうです。

まあ私達はあまり巻き込まれずに、殖やしたい種類をマイペースでやっていきます。


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