今日のドブ川~知事への提言編

これは4/30付け川日記「続、今日のドブ川~新河岸川編」でのコメント欄に知事への提言のリンクを貼ってくれた方がいらっしゃって、すぐに書いたものです。

--------------------------------------------------------------------------------------

はじめまして中村と申します。

知事が「川の国」「川の再生」を本気でお考えであればまず徹底した水質の浄化からはじめるべきです。

私はこれまで全国の河川を広く見てきましたが、人口が多いせいもありますが、埼玉ほど水質の悪い川が多いところはありません。

人口に占める浄水施設が圧倒的に少ないからと思われます。

現在の「川のまるごと再生プロジェクト」を見ますに、川に近づくことはできても泳ぐことが可能な川はほとんど見当たりません。

生物相も極めて貧弱です。

水辺の再生を目的とするならば、形から入るのではなく中身の水が肝心であると考えます。

工事より先に水質を浄化するべきです。

また本当にホタルが住めるような川にするには現在の護岸も見直さなければなりません。

現在の目黒川、柳瀬川など確かにアユが多く見られる河川もございます。

しかしアユという魚は基本的にどこでも住めるのであり、アユがいることはむしろ川としてのボーダーラインと言っていいと思います。

アユすら住めない川というのは既に死んだ川も同然ということです。

現在の水質改善の進行状況が変えられないのであれば、せめて「川の国」の標榜は取り下げていただきたく思います。

現在の方針で堂々と「川の国」と称してしまうのは非常に恥ずかしいことだと思います。

私は日本の土木建築技術は、世界一と信じております。

その技術をどうか「本当に美しい日本の川」を取り戻すためにお使い下さい。

同じ予算を割くのであればまず水質を率先して改善して下さい。

急ぎ提言させていただきました。
乱文ご容赦下さい。

--------------------------------------------------------------------------------------

なんと2週間ぐらいで返信をいただきました。(恐らくご本人)

---------------------------------------------------------------------------------------
中村 陽一 様

 私あてにメールをお寄せいただきありがとうございました。
 川の水質浄化についてのお話は分かりました。
 埼玉県は県土に占める河川の面積の割合が日本一で、湖沼や用水路などを含
めた水辺の割合では全国4位です。まさに「川の国」です。 
そこで、県民が川に愛着を持ち、ふるさとを実感できる「川の国埼玉」の実現
を目指し、「清流の復活」と「安らぎとにぎわいの空間創出」の2 本柱で
「川の再生」に取り組んでいるところです。
 平成20年を「川の再生元年」として4年間で県内100か所の川の再生を
行う「水辺再生100プラン」を地域と協働で取り組んできました。
地域の多くの方々の協力により、ドブ川化した河川も、その姿が確かに変わっ
てきました。
再生された水辺では、ふるさとの川を守り育てようとする活動がより大きく広
がっています。
川の美化に取り組む水辺のサポーターの活動延長は、当時114kmでした
が、現在では400kmを超えています。
東海道新幹線であれば、東京から名古屋までよりも長い距離です。
 こうした「川の再生」ムーブメントをさらに拡大するため、これまではス
ポット的な「川の再生」だったものを、本年度からは、まるごと全部や る
「川のまるごと再生プロジェクト」に進化させました。
市町村のまちづくりと一体となって線や面に広がりをもつ川の再生です。
対象となる川は市町村から提案を募りましたが、選定した川の中には水質改善
をテーマとした提案も多数ありました。
具体的な整備内容などは、地域の皆さんと話し合いながら決めていきます。
 本県の汚濁原因の7割以上は生活排水によるものです。
そこで、平成37年度までに生活排水処理率を100%にするという目標を昨
年3月に定め、これに基づいて下水道の整備や合併処理浄化槽の設 置を進め
ています。
そして、平成23年度を浄化槽元年と位置付け、単独処理浄化槽や汲み取り槽
から合併処理浄化槽に転換する際の補助の予算額を倍増させるなど 大幅に拡
充し、全国トップレベルの補助制度を実現しました。
 ホタルが舞う川や子どもから高齢者まで世代を超えて親しめる川、そしてそ
の川を地域が助け合いながら大事に守っていく、これが私の目指す埼 玉の川
です。
川の再生は、地域の皆さんのご協力がなくてはできません。県民の皆さんと一
緒にドブ川を清流にしていきます。
一人でも多くの方の参加をいただき、自分達の力で川を再生していくというこ
とを実感していただきたいと考えています。
 中村様も是非ご協力をお願いします。

 平成24年 5月14日
                   埼玉県知事 上田 清司
--------------------------------------------------------------------------------------

今日またその返事をさせていただいたのですが、このように県民の意見は反映されるかもしれないので、皆さんどんどん物申しましょう。

具体的な協力を申し出るべく、今日またメールいたしました。

しかし「今日のドブ川~新河岸川編」でもわかるように協力する相手が全く知識がなかったり、価値観が大きく違っていたら仕方がないので私もグループ的なものを立ち上げたくなってきました。

ところで一応ブログの写真がないと何か味気ないので、今回例の船着場周辺にて採集をしてみました。

画像
今日は静かなせいかミシシッピーアカミミガメが甲羅干しをしておりました。

画像
現場です。さすがに造りたてできれいです。行って見ましょう!

画像
入り口です。さすがに造りたてできれいです。

画像
ところがなぜか水浸しです。

画像
ドブが滾々と湧き出ている!

画像
キョセンさんもいる!(注:ドブによくある白いもやもやのことをこのブログではこう呼んでます。)

まさかまたしても新技、ドブスタリーノか?

画像
長靴でないので大変でした。

なんて斬新な垂れ流しなんでしょう。

というか欠陥建築なのでは・・・

画像
太陽の光を受けて燦々と輝くドブ・・・う、美しい。

訳がない。臭いし。

画像
せ、拙者の愛網が・・・

画像
相変わらずタバコも。

タバコ吸殻、基本的に多いです。

今日ではないですが、こういう水辺で河川環境について見知らぬ方とお話する機会って良くある訳ですよ。

大抵「俺がガキの頃は魚なんて腐るほどいたんだよ。」「なんでも獲れたもんだよ。」的なことを言いながら一服して川にポイ。

みたいなことも案外多いケースです。

本当に川が好きなら川には捨てません。あと釣り人にも多いです。

私はいつもこんなとき思う訳です。「なるほどこの人達のおかげで川が腐ったのだな」と。

しかしこんなドブでも実は魚が繁殖します。

詳細は次回のブログで。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック