アメリカナマズ→チャネルキャットフィッシュ

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Channel catfishと書きます。

channelとは水路のことで、水路に結構いるからこの名前がついたとか聞いたような気がします。

水路といっても日本のよくみる小さな用水路ではなく、どちらかというと運河のようなUSAサイズの水路だと思います。

もう5年ぐらい前だったと思いますが、霞ヶ浦の用水路でタナゴを釣っていても全く釣れないのですが、本湖では真昼間にもかかわらずとても良く釣れた記憶があるので細流は苦手なのだと思います。

私がこの魚にはじめて出会ったのは小学生の社会科見学でまさにこの写真の提供の水族館に行ったときでした。

その後近所の釣具屋さんで売られているのを見て感動して買ってしまいました。

当時で500円ぐらいした気がします。結構高い印象があります。

最終的に1匹が高校の頃までいたので7,8年飼ったのだと思いますが、当時はここまで大きくなると思わず、45cm水槽で飼ってしまいかなりかわいそうな状態でしたが、本当に良く慣れて「コイのえさスイミー」をものすごい音をたてて水面まで食べにきてました。

そんな愛着がある魚なので結構いろんな思い出があります。

一番記憶に残っているのは捕ってきたナマズとギバチを混泳させたときで、一晩で大事なアメナマがぼろぼろにされました。

アメナマの体力があったのでなんとか立ち直りましたが、小学生の自分にはかなり衝撃的でした。

当時はナマズもギバチもそんなにキツイ性格だと思わなかったので、見た目で判断してしまい同じナマズなんだしという感じでした。

ただギバチの方はアメナマの体半分ぐらいだったのでギバチの方を心配していたのですが、今にして思えば「やっちまったな俺」という感じです。

さてそんなかわいいアメナマも老いなのか、あるいは成長限界によるストレスなのか、他界した後(かなり悲しかった。)はもう分別のあるアクアリストになっていたので、90以上の水槽が置けないあるいは置いても他に飼いたい魚がたくさんいたのでずいぶん過去の思い出になっていたのでした。

しかし十数年の時を超え、天然水域で遭遇し、またさらに数年で特定外来生物の位までのぼりつめてしまってこの種に対する感情はかなり複雑です。

だいたい毎年霞ヶ浦にいくのですが、アメナマの死体を見ないときはないし、漁業被害を聞かない日はありません。

ブラックバスやブルーギルはあまり飼った期間が長くなかったのですが、私の人生の飼育経験の中では2番目に長生きだったと思うので、アメナマの現状はあまり好きな言い方ではないですが、「かわいそう」な感じです。

さて私ははじめに題名をチャンネルキャットとしていたのですが、パンフにはチャネルキャットと書いていたので少し調べたのですが、最近はきちんと英語読みでチャネルのようです。

というか和名がチャネルキャットで驚きました。

ではなぜアメリカナマズではないのか?

私には「アメリカナマズの歴史」をアメリカナマズの名前ごと消し去りたいのではないかと推測します。

アメリカナマズ改めチャネルキャットフィッシュの現在に至るまでの歴史は、多くの外来種同様に完全に人間の都合で振り回され、最終的には悪者の烙印を押されるのですが、アメナマほど公共の機関が推進した種も非常に稀だとおもいます。

バスギルは釣り団体、カメ類はペット業界が大きく関与していると思いますが、チャネルキャットは公的機関が減反政策とタッグをくんでごり押しして養殖を勧めた種であり、最終的に個人の養殖場の投棄、逃げ出しとはいうものの勧めた方の責任は大と考えます。

私が現在のストック場の土地を見つけるまでに、ずいぶんいろいろ探したのですが、「この辺の農家は皆それ(アメナマ養殖)で失敗してるよ」なんていう地域もありました。

基本的に当時養殖が難しかった日本ナマズの代理として登場したのですが、骨が硬い等の理由から昔からの天ぷらに適さないようで、結局日本ナマズの養殖を確立させた次第です。

また勧める方は、「何ヘクタールで何トンの生産が見込まれ、キロいくらとして1反いくらになる。」というようなもっともらしいデータは出しますが、需要と供給のバランスやどこどこの料理屋が年何トン必要としている等、もっとも経済的に大切な営業や売り先の確保は全く他人任せなのですから、私たちのように普通に仕事をしている人間から考えれば上手くいくわけがありません。

まあそんなことをあちこちでやってこの有様なので、出来れば恥ずかしく消し去りたい歴史ということで「アメリカナマズ」ではなく「チャネルキャット」なのかなと疑いたくもなります。

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シルエット的にはむしろギギに近いと思いますが、関東エリアということでギバチと比べています。たぶん。

アメナマも地上に出るとグギュグギュ泣きます。いや鳴きます。そんな私も今少し泣きそうです。


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