アサザについて思ふ事

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出荷の用意も終わり、夕方ふと気がつくと水生植物がストックのくせに結構いい感じだったので撮りました。

これはタケ君が時間が空けばひとつひとつ鉢植えにして並べていっているのです。

本人は特に配置に気を遣ってないそうですが、無作為に並べてあるにしては結構絵になる気がします。

しかし特筆すべきはアサザの大きさで、つい数日前まで奥のスイレンたちより小さい葉っぱだと思っていたのですが、ここのところのあたたかさでいきなりビッグな存在になってしましました。

うらやましくて仕方ありません。

ちなみに「アサザは本当に強いやつで、油断すると隣の鉢までいくほどと書いておいてください。」と念を押されたので忘れないうちに書いておきます。

なぜ忘れないうちに書いたかといいますと、アサザを口にしたからには恐らくアサザプロジェクトに話が及んだ場合に我を忘れる可能性があるからです。

私が非常にお気に入りにしていたタナゴの釣り場を容赦なく埋め立て、環境保全などと嘯く学と官と政がつるんだ大規模公共事業は決して手放しでは喜べません。

いつも霞ヶ浦水系にいき、この手の看板を見ると思うのですが、あの至るところでダンプや重機を動かす手段はいかに環境保護あるいは保全という金看板をしょっているとはいえ、急激に過ぎると思います。

基本的にアサザという植物は非常に強い植物です。

タケ君がうちに来て間もない頃、アサザが希少植物と聞いてこう言いました。

「どうやったらこんなに強い植物が絶滅危惧種になるんですか?」と

霞ヶ浦ではこの植物のために波消し帯まで造っていると話すと

「どんだけ過保護なんですか?」と

実はこの初心者の発言こそが真実をついているような気がします。

本来湖岸に当たり前に生えていたものが、当たり前に存在出来なくなったのは、ただ単に水生植物さえ満足に生えなくなった水質の悪さと、全周囲を完全に護岸し内湖を徹底的になくしてしまったからに他なりません。

つまり現状やるべきことはまず下水を徹底的にやり、生活排水等を徹底的に減らした上で、現在の護岸帯の内側あるいは護岸帯の部分に植物地帯を作るべきです。

現行のやり方では、ただでさえ少なくなってしまった湖の水域面積を減少させます。

また水質は下水処理施設よりむしろ葦帯やアサザの浄化力に頼るような姿勢に見えてしまいます。

植物の浄化力というのは私も非常に有効だとは思いますが、現在の生活雑排水の量や質には全く対応が出来ないと思います。

まず下水の整備が先だと思います。

またわざわざ砂地や防波堤を造ってやらなければ復活出来ないようなか弱い自然であれば、たいして長持ちはしないでしょう。

とにかくこの奇妙な工事はをはじめて見たとき、体のいい埋め立てにしか見えませんでした。

私が知っている埋立地は古い護岸の瓦礫を湖に放り込んだと思われる乱暴な場所でした。

しかしながら非常に時間が経っているらしく、瓦礫の隙間にはイシガイがびっしりいて今時分はアカヒレタビラが入れ食いでした。

これは生物達がコンクリを穿つ雑草さながらの粘りを数十年単位で成功させたに違いありません。

アサザを使った啓発手法を否定するつもりは毛頭ありませんが、こんな大規模工事を平然と企画、実行し100年後にはトキが住めるなどと言っているよう連中は頭の中ではアナカリスのお花畑でも広がっているのではないかと疑いたくなります。

現場を良く知る手法ではなく、机上で考えた理想に工事の利権が絡にだとしか解釈できませんし、良く見られる報道や看板も「良い事の押し売り」にしか私には見えません。

アサザという知名度はもう広がったので、水質の方を早急になんとかする方向にするべきです。

今年は是非この工事の場所に戻り、どのような自然になったのか見てきたいと思います。

ちなみに数年前訪れたときには、波が来なくなりドブの様になった水底、水質で釣れた魚はクチボソがポツポツという状態でした。

まあ私の予想が間違っていることを、私自身も期待して近い将来結果を報告したいと思います。




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