マツモ比較実験

先週養殖部より在来マツモが届いてから、在来種と一般種をバケツの中で実験してみました。

先週19日に到着した在来マツモです。
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外で繁殖させているにもかかわらず。非常に繊細な感じです。
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このように同様の環境でバケツを二つ並べて入れてみました。
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こちらが冬でも枯れない、以前からずっと当店でも累代繁殖している極普通の一般的なマツモです。日当たりが悪い場所の在来種と同じような株を選びました。
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こちらが在来マツモです。ランダムに選びました。
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そしてこれが一週間後現在の姿です。明らかに左のマツモは成長著しいのに、右のマツモはあまり成長していません。葉が少し閉じてしまっている感じさえしてしまいます。
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一般種です。一週間前とはまるで違う姿をしています。
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在来種の拡大です。確実に伸びてはいますが、速度は非常に遅いようです。
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こちらが一般種の拡大です。一週間前細かった株が力強くなりました。
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今考えると物差しを使っておけばもっと良かったかもしれませんが、細かいことになると非常にいろいろな実験をしなくてはならないのでこんな片手間な感じで失礼させていただきます。

ところで問題はこの一般種が一体何者かということです。

当店のは琵琶湖と霞ヶ浦で天然採集したものの累代繁殖ものですが、恐らく一般的に出回っているものの流出物
で在来種ではないと思われます。

かといって外来種と言い切る自信はありませんが、間違いなく言えることは前回養殖部の報告にもございましたように、冬に越冬芽を残すところが在来、外来の決定的な違いとするならば、残念ながらほとんどの流通しているマツモは外来種であるといえるかもしれません。

この辺はオオカナダモやコカナダモの勢力分布から言っても容易に想像できます。

ただ水草の場合「国産」というのは日本国内で生産されたという意味合いで使われる事が多いので、国産カボンバ、国産アナカリスという流通名が存在します。

実際検疫を通すために、農薬漬けになっている輸入水草などは非常に残留性が強く、どんなに洗ってもエビなどは「イチコロ」な場合が多く、実際非常に多くの被害を耳にします。

ですので「国産」が出回るのは非常に良いことだとは思いますが、「在来」にこだわる見方もあってもしかるべきではないかと私達は思いまして、分けて販売することにした訳です。

在来種は非常に儚くてつい守ってあげたくなるあたり、なかなか日本の魚類を増殖することにも似ておりますので、当分は一生懸命殖やしたいと思います。

そんなわけで今日は「いとはかなし」で「いとをかし」なものをご紹介してみました。






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