タイリクバラタナゴ

部下達「前の日淡ブログ良かったんで、ブログ1万アクセス記念に一発熱いのお願いします。」
私「吼えてもいい?」
部下達「ダメです。」
しかーし、なんとこの魚をとうとう話題にしてしまうのであった。おおっデンジャラース!
画像


そうTバラこと「タイリクバラタナゴ」です。
この魚程、この世の矛盾と儚さとやるせなさと楽しさと美しさと恐ろしさと憤りと・・以下略を凝縮している存在も稀だと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、実は当店の商品にはございません。
別にこだわっているからでもなんでもなく、あんまり利益がとれないからという現実的な理由からです。切なし・・・

この魚が移入されたのはハクレンに混じってきたものがはじめと言われております。
まあ、要するにいつものように国が入れた訳です。

ここからは観賞魚業界の悪いところなのですが、当時金魚屋などでレインボーフイッシュとして出回り、その辺の池でも増えるということであっちこっちに逃がしたらしいのです。(いまでも年配の方はレンボーフィッシュというとタナゴを言う人もいます。)

この時期が比較的戦後の早い時期で、すざましい繁殖力だったので今では相当なお年の方でも「タナゴ」というと「タイリクバラタナゴ」のことを言う人が多い状況です。

なかにはこの種を保護とかいう人もいてこういう問題点をあげると本当に限がありません。

でも私もまた幼少期にはこの魚に本当にお世話になりました。「大漁」という快感を初めて教えてくれたのは恐らくこの魚です。(あと白点病の恐ろしさも)

だから今日はこの魚のいいところを写真つきでアピ-ルしていきたいと思います。

画像
立派な体型です。体高の高さ、せっぱり具合、「バラ」色、見事ですね。

画像
この低温の季節にもかかわらず婚姻色がいいですね。水槽内でも婚姻色が失われにくく、水槽内にも器用に適応します。この辺ゼニタナゴに鱗を煎じて飲ませてやりたいですね。

画像
大きな群れをみるとやはりコイ科なのだなあと感じます。ピンでも群れでも迫力がある。すばらしい。

画像
尾びれまで色が入る魚は常温淡水魚では結構稀です。レンボーフィッシュと呼ぶのも無理はありません。

これらは養殖業者様が生産したものを私が卸しをするためにトリートメント水槽に入れる途中に、本日撮影しました。

この種そのものは非常に魅力的で美しい魚です。

このブログを読んで下さった方には本当にお願いしたいのですが、2枚貝が特に護岸工事で激減している現状において、タイバラと在来種が競合すると完全にタイバラにせり負けてしまいます。ニチバラとの交雑は言わずもがなです。

ですから、放流(というか投棄)だけは慎むようにして下さい。現在日本の教育ではこの放流行為に対する危険性や問題点をないがしろにしているので、ピンとこないかもしれませんが、私たちがこの無責任な放流行為をしてしまうことにより、すばらしい種を飼育する楽しみが失われることを招く恐れがあります。

実際サンフィッシュ科、ザリガニ類等、もう身近に親しむことを禁止された種も多いです。
このような悲しい事を続かせないようにアクアリストや我々販売業者も努力する必要があります。

今年はこんな問題提起も含めて「特大Tバラ♂」小売も検討してもいいかなとも思っています。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック